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日语学习:手書きの漢字に多様性を

来源:明好教育2016-04-25 11:10:20您是第位阅读者

日语学习  手书
手書きの漢字に多様性を

批評家の小林秀雄は、書家でもあった良寛の詩軸を得意になって掛けていた。ところが、友人の良寛研究家に偽物と判定され、刀で斬ってバラバラにしてしまった。「真贋(しんがん)」という文章の冒頭の挿話だ
▼偽物はともかく、良寛の筆は独特だ。脱力系と言おうか。書家の石川九楊(きゅうよう)さんによれば、「けだるくログイン前の続き、懶(ものう)い」書である。例えば「二」という字は第一画、第二画とも短い。長めの点が二つ、離れて並んでいるように見える。二の字がもし話せたら、これは私の偽物ではと苦情を言うかも知れない。そう思うほどだ
▼字の書きぶりは人それぞれだが、その形をめぐり困った問題が起きているらしい。例えば、鈴木さんが銀行の窓口で署名したら、書き直しを求められた。「令」の下の部分を「マ」と書いたのだが、印刷文字の形と同じにしてほしいと言われた――
▼明朝体などとの細部の異同を必要以上に気にし、本来なら問題にならない違いで正誤を決める傾向が出ている。そんな問題意識から、国の文化審議会が常用漢字の字形に関する指針をまとめた
▼「保」の字の下の部分は、「木」でも「ホ」でもいい。とめる、はねるといった違いはあっても、文字の骨組みが同じなら誤りではない。手書き文字には多様性があっていいということを示したかったと担当者は言う
▼良寛の個性的な書ならずとも、人が自らの手で書く文字はこの世で唯一無二の刻印だ。印刷文字にはない味わいがある。達筆にはもちろん、悪筆にもそれなりに。


让多样性保留在手写汉字里
评论家小林秀雄,家里挂着一幅书法家良宽(江户后期的僧人、诗人、书法家。译注)的诗轴,十分的喜爱。可被一位良宽作品专家的朋友见了认定为赝品,便用刀将其撕得粉碎。这是他《真赝》一文开头的小故事。
 赝品暂不去说,良宽的字确实是很独特的。大概可以说属于脱力无骨的那种吧。书法家石川九杨对其的评论是“懒、散”二字。比如“二”字,第一笔和第二笔都很短,看上去好像是两个稍长的点、分开排列着。让人看了甚至会想,“二”字如果可以开口说话,也许会不满地说这个“二”字是我的仿制品。
 字的书写风格因人而异,在字的形状上似乎也发生了一些困惑的问题。举个例子,铃木先生在银行的柜台上签名时,被要求重新写过。“令”的下半部的“マ”的写法,要按照印刷体一样去写。
 近来出现了一种倾向,过分地在意手写字与明朝体(日文印刷字体的一种。译注)等字体的细微异同,本来不成为问题的写法上的差异,会拿作判定对错。针对这样的问题,国家文化审议会归纳提出了有关常用汉字字形的指导意见。
 “保”字的下半部,既可以写成“木”,也可以写成“ホ”。那一笔是收还是提虽则不同,但字的骨架一样就不算错字。审议会的工作人员说,这个指导意见意味着,我们可以保留手写文字的多样性。
  即便不像良宽那样极具个性的书法,人的手写文字是世界上独一无二的印记,那里有着印刷体没有的独特味道。写得龙飞凤舞自不必说,就是涂鸦也自有个性。

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